紙の本と電子書籍

いまでは「出版」は限られた特定の人がすることではなく、多くの人ができるものになってきています。技術の進歩に合わせて、安価にできる電子書籍が急速に伸びてきています。Amazon Kindleはもとよりスマホのアプリでも手軽に電子書籍を購入して、いつでもどこでも読める時代。ダウンロードするだけで多くの作品を端末ひとつで持ち運びできます。

一方で従来からの「紙に印刷して、本をつくる」「書店で本を探して、本を買う」というそのものが廃れてきているわけではありません。“紙の本”には電子書籍にはない魅力が溢れています。モノとしてのビジュアル、手触り、重さ、温度。ページを指でめくる時の紙がこすれる音。端末をスワイプするのとは違う“紙の本”だからこその現実味と臨場感が気分を盛り上げてくれます。“リアルなモノ”という実感と所有という満足感が得られるのは“紙の本”だけではないでしょうか。

電子書籍には電子書籍の魅力、紙の本には紙の本の魅力があります。どちらか一つを選ばないといけないわけではなく、今はどちらも選べて、どちらでも楽しめるようになっただけです。これから本をつくるならどちらを選びますか?両方選ぶこともできます。重要なのは、本をつくりたいという熱い思いはどちらを選んでも変わらないということ。そこだけはこれから先、未来永劫変わることはないでしょう。

本サイトでは、一度は本を出版したいと日ごろから考え、模索している人に向けて、特に自費出版に焦点を当てつつ、出版に関するニュースや旬な情報を紹介していきます。

 

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