国立国会図書館をご存知ですか
国立国会図書館の所蔵数は2018年度で4,266万冊以上、年間受入数79万冊。これを支えているのが納本制度です。国立国会図書館法で、国内で発行されたすべての出版物を国立国会図書館に納入することを発行者に義務付けている法律です。しかしながら、発行者が制度を知らない、意図的に納本していないなどの理由で納入されないものもあるため、日本の出版物の“全て”があるわけではないですが、所蔵数が膨大なことに違いはありません。
出版物なので雑誌や漫画は当然ありますが、CDやDVDも納本対象なので所蔵されています。国会図書館では通常の図書館とは異なり、本は書庫に保存されているため、本棚を探しまわって見つけるようなことはできません。読みたい本を利用者端末から検索して注文すると係りの人が書庫から持ってきてくれます。ちなみに発行禁止本や絶版本なども国会図書館なら読むことができるも、ナショナルライブラリーならではです。
もう少し納本制度について知りたい場合は、“納本制度について”をご覧ください。