電子書籍市場は前年比13.4%増の2241億円

株式会社インプレスのシンクタンク部門のインプレス総合研究所の電子書籍市場の動向調査によると、2017年度の電子書籍市場規模は前年比13.4%増の2241億円、電子雑誌市場規模は前年比4.3%増の315億円と推計した。

2018年度以降もゆるやかに拡大し、2022年度には2017年度の1.4倍の3500億円になると予測。

また、スマホ、タブレットユーザーに対しての電子書籍の利用率調査では有料の電子書籍利用率は17.7%となり、昨年から0.1ポイント増でほぼ横ばい。ただし、ベースとなるスマホユーザーは増加しており、電子書籍ユーザーは拡大していくと予想している。

今後とも拡大傾向にあることは間違いなさそうであり、自費出版で紙の本を作るにせよ、なにかしら電子書籍版への対応も考えていく必要性を感じさせる調査結果である。

調査結果は7月30日発売の『電子書籍ビジネス調査報告書2018』で確認できます。

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https://book.impress.co.jp/books/1118501010