自作漫画をKindleストアで無料公開が可能に

アマゾンジャパンは自作の漫画をKindleストアに無料で個人出版できる「Kindleインディーズマンガ」を開始。このサービスは電子書籍出版サービス「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」を使っているため、そのアカウントを登録すれば利用できる。

漫画の公開にはシリーズとエピソードを作成し、画像ファイル(JPEG画像)または電子書籍ファイル (MOBIかePUB)をアップロードするだけと手順はいたって簡単。独占権の付与も不要で、すでにAmazonのサービス以外のサービスで公開中の作品でも利用できる。ただしAmazonで既に販売されている無料マンガは出版できない。

読者はインディーズマンガストアで公開されたマンガをスマホ、タブレット用のKindleアプリ、Kindle、Fireタブレットなどで読むことができる。

さらに本サービスにあわせて「インディーズ無料マンガ基金」が創設された。無料マンガ作品を公開した作家に対して、作品の人気度などを基準にアマゾンが分配対象の作品や金額を決定し、毎月分配金が支払われる予定。まずは最初の約1カ月 (7月5日~7月31日)の上位20名の作家にそれぞれ10万円が支払われる予定になっている。総分配額はなんと2,000万円。さすがはアマゾン、プロモーション費用も桁違いです。